目白バ・ロック音楽祭 : オンラインチケットセンター  
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  peter dijkstra

招聘アーティスト★新時代を担う、オランダの若きカリスマ
ペーター・ダイクストラ(指揮)
 
 ペーター・ダイクストラは、29歳の若さでバイエルン放送合唱団の音楽監督に抜擢された、新世代のオランダの指揮者である。子供時代から、 “神童”ボーイ・ソプラノとしてモーツァルト《魔笛》の童子やブリテン《アルバート・ヘリング》に出演、アムステルダムで行われていたバッハ・カンタータ・シリーズではグスタフ・レオンハルトの指揮でソプラノ独唱者として活躍する。12歳の時には、早くも父の指導する「ローデン少年合唱団」のリハーサル指導するようになる。  

 その後ハーグ王立音楽院で、指揮・合唱指揮・声楽を学び、ケルン音楽アカデミーでマルクス・クリードの元で学業を修める。以来ダイクストラは、ベルリンRIAS室内合唱団、デンマーク放送合唱団、BBCシンガーズ等ヨーロッパ第一線のヴォーカル・アンサンブルに客演。2000年の「バッハ・イヤー」(24歳時)には、小澤征爾の指揮する「バッハ:ロ短調ミサ」の合唱指導のためにサイトウ・キネン・フェスティバルに招待される。現在、オランダ室内合唱団、スウェーデン放送合唱団の主席客演指揮者を務め、2006年からはバイエルン放送合唱団の音楽監督。

 特に、オランダの男声アカペラ・グループ“The Gents”のリーダーとして仕事は高く評価されており、その公演とCDは多くの音楽賞を獲得している。2002年そのオーケストラ指揮に対して、 Kerjes-van-de-Groeneken Prize を、2003年にはその合唱指揮に対して、エリク・エリクソン・アウォードを獲得している。ダイクストラは、古楽から現代音楽までの“様式”を生まれながらに身に付けている、まさに新時代の代表する指揮者の“トップランナー”。モダン・オーケストラの指揮にも着々と進出しており、21世紀の「巨匠」候補の筆頭といえるだろう。
【第4回から参加】○



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  dan laurin

招聘アーティスト★スウェーデンの天才リコーダー奏者にして歌舞伎者
ダン・ラウリン(リコーダー&指揮)
 
 リコーダーのヴィルトォーゾ、ダン・ラウリンは、最も興味深い-時に物議を醸す-リコーダー奏者として世界的な評価を得ている。リコーダーの表現の可能性を追求するラウリンは、オーストラリアの名工フレデリック・モーガンとの長年の協力関係により、オリジナル・リコーダーの優れた複製に大きな成功を収め、この楽器の再評価に多大な貢献を果たした。特に注目すべき業績は、画期的なヤコブ・ファン・エイク「笛の楽園」の世界初の全曲録音 (BIS-CD-775/780)で、モーガンはこのプロジェクトのために「ファン・エイク・モデル」を特別に製作している。ラウリンは、現代音楽の分野でも多くの委嘱作品や新作を初演し、リコーダーのレパートリーの拡大に努力してきたが、彼のコンチェルト作品の委嘱と初演により、リコーダーは「オーケストラと共演する楽器」としての地位を確立し、いくつかのコンチェルトはすでに「古典」と評価されている。レコーディングも活発で、バッハ・コレギウム・ジャパンとの注目すべき録音を含む多くのBIS録音は、グラミー賞やスウェーデン作曲家協会最優秀解釈賞ほか数多くのレコード賞を獲得している。現在、ストックホルム王立音楽院教授。スウェーデン王立音楽アカデミーのメンバー。2001年にはスウェーデン王国から権威ある'Litteris et Artibus' メダルを授与されている。2007年7月に日本で開かれたリサイタルは、読売新聞の回顧2007で二人の評論家に「ベスト5」公演に選ばれている。
【第4回から参加】○



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  anthonello

元祖バ・ロック。目白バ・ロック音楽祭 誕生期からの立役者
濱田芳通とアントネッロ(古楽アンサンブル)
 
 1994年結成以来、アントネッロは「作品が生まれた時のスピリット」を大切に、躍動感、生命力(ジャズでいうところのスポンティニアス)が備わった、音楽の持つ根源的な魅力を明らかにする。これまでリリースされたCDは、いずれも「朝日新聞視聴室」、「レコード芸術」誌など各メディアから常に最先端の古楽グループとして高い評価を受ける。またアントネッロは海外からも注目され、イタリアのシンフォニア・レーベルより「チャコーナ」「タルクィーニオ・メルーラ作品集」「キューピッドとため息」の3タイトル、スウェーデンのビス・レーベルより「フレスコバルディ/アリア、トッカータ、カンツォーナ集」がリリースされ、仏「ディアパソン」誌で5つ星を獲得、他にも仏「レペルトワール」誌推薦盤、伊「MUSICA」誌最優秀推薦盤などに選ばれるなど、全ヨーロッパに渡って絶賛された。(「彼らの演奏法は今後流行(モード)となるだろう。」仏「レペルトワール」誌、「日本から発信される新しい古楽の潮流」仏「ディアパソン」誌。2005年度古楽器奏者としては初めてホテルオークラ音楽賞を受賞。
【第1回から参加】○○○○



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  nishiyama marie

あなたはバ・ロック! 次から次に、でるでる、驚きのパフォーマー
西山まりえ(チェンバロ、ヒストリカル・ハープ他)
 
東京音楽大学付属高等学校、及び同大学ピアノ科を卒業。同大学研究科チェンバロ科修了。チェンバロを渡邊順生、オルガンを植田義子の各氏に師事。バーゼル・スコラ・カントールム及びミラノ市立音楽院に留学。チェンバロをリナルド・アレッサンドリーニ、ニコラウ・デ・フィゲイレド、ヒストリカル・ハープをハイドゥルン・ローゼンツヴァイク、マーラ・ガラッシ、通奏低音及びアンサンブルをイェスパー・クリステンセン、中世アンサンブルをペドロ・メメルスドルフの各氏に師事。第11回山梨古楽コンクール・チェンバロ部門第1位上原賞および栃木〔蔵の街〕音楽祭賞受賞。アンサンブル「アントネッロ」のメンバー、またチェンバロとハープ両方の楽器を操るソリストでもあり国際的に活躍中。これまでに日本やイタリア・スペイン等のヨーロッパで多数の録音をしている。国内で高い評価を受けたCD「見果てぬ夢の先―スペイン・チェンバロ音楽」(1999年発売)は、2003年に本国スペインでもリリースされ、最優秀推薦盤(リトゥモ誌)として選ばれるなど話題を呼んだ。またALM Records(コジマ録音)からは、邦人初となるルネサンス・ハープのソロ・アルバム「王の踊りとシャンソン」(「音楽現代」推薦盤)とチェンバロのソロ・アルバム「ジュピター~情熱の嵐~フォルクレ:クラヴサン曲集」(「CDジャーナル」2004年を彩った全CDベスト100選定盤、「毎日新聞」ベスト3推薦盤)を発売し、いずれも高い評価を受けている。
【第1回から参加】○○○○



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  adrian

わたしたちの知らないバロック。灼熱のバ・ロックを歌い奏でる
アドリアン・ファン・デア・スプール(歌&ギター)
 
アルゼンチン・ロザリオ生まれ。生地の音楽院でトランペットと作曲を学んだ後、ブエノスアイレスで古楽アンサンブルを率いて、ツィンク、サックバット、リコーダーを演奏するほか、歌手としても活動していた。1989年以来オランダ在住。同地のスウェーリンク音楽院で作曲を学ぶ。古楽を演奏するほか、バッハからプーランクまで幅広いレパートリーを指揮し、南アフリカや、イギリス、フランス、ノルウェイで活躍し、多くのCD録音やテレビ番組の収録に参加している。カペラ・グロニゲン、プロ・アルテ・ヴォーカル、アンサンブル・ムジカ・テンプラーナといった演奏団体を率いて、特にスペインの古楽を演奏している。また、アルゼンチンの古楽アンサンブルにも定期的に客演指揮している。
【第3回から参加】○○




  badiarov

時代を研究し、楽器を製作し、演奏し、その姿を撮影する。プロの極み。
ディミトリー・バディアロフ(ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ)
 
ロシア(コーカサス)で生まれ、サンクトペテルブルグ、ブリュッセル、東京で仕事と生活をおこなって来た。ディミトリー・バディアロフの経歴には、ヴァイオリン演奏とヴァイオリン製作という二つの職業が共生している。製作家としては今までに60台ほどの楽器を製作し、それにはシギスヴァルト・クイケン氏、寺神戸亮氏等の演奏家のためのヴィオロンチェロ・ダ・スパラの革新的な製作も含む。つい最近は、やはり革新的である初期バロック・ヴァイオリン数台のセットの製作を達成したばかりである。これはラ・プティット・バンドにより2007年3月に演奏された。ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラのソリストとしてはバッハ・コレギウム・ジャパンで演奏し、2006年と2007年に録音した(BIS-SACD-1611)。ヴァイオリンのソロと、ヴィオロンチェロ・ダ・スパラでのチェロ通奏低音としては、ラ・プティット・バンドでヴィヴァルディの「四季」等を録音した(ACCENT ACC 24179)。彼は2006年に東京オペラシティの近江楽堂などでJ.S.バッハの無伴奏チェロ組曲をヴィオロンチェロ・ダ・スパラで演奏するリサイタルも行った。現在は、彼のアンサンブル「アッラ・モデルナ」でヴィオロンチェロ・ダ・スパラの通奏低音付きソロや他楽器との組合わせに関するいくつかのプログラム、バロック・ヴァイオリン製作のために捧げる展覧会、チェロの歴史の知られざる新しいページに取り組んでいる。2007年より、東京藝術大学でレクチャーの非常勤講師、代官山音楽院でヴァイオリン製作講師。
【第4回から参加】○


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  tunemi

弦楽器はメソポタミヤから東へ西へ。世界は音楽でつながっているを実感
常味裕司(ウード)
 
1960年、東京生まれ。日本では数少ないウード演奏家。民族音楽センター(若林忠宏氏主宰)在籍中、アラブ音楽に出会う。スーダンのウード奏者ハムザ・エル=ディン氏(2006年5月没)のもとで演奏法を学び、89年よりチュニジアへ渡りアラブ世界を代表するウード奏者故アリ・スリティ氏(チュニス国立音楽院ウード科教授〔2007.4.5没〕)に師事、本格的にアラブ音楽を学ぶ。93年のチュニジアでは、チュニス国営TV、メディナフェスティヴァルにてチュニジアの若手ウード演奏家モハメッド・ズィン・エル・アービディーン氏と共演。またチュニジアより来日した女性楽団「エル・アズィフェット」(アミナ・スラルフィー主宰)との共演や 2006年春 エジプト・カイロ オペラハウスにて現地ミュージシャンと共にコンサート開催(国際交流基金主催)、2006年末 チュニジア・ドゥースにおける「サハラ・フェスティバル」に参加など、音楽を通した文化・国際交流も盛んに行っている。日本においては、アラブ・トルコ古典音楽を中心にソロ活動およびアラブ古典音楽楽団、自己のグループを主宰し、様々な演奏家、舞踊家、パフォーマーと共演。2007年(4月~12月)放送のNHKスペシャル【新シルクロード 第2部】の音楽、録音にも携わる。 放送大学非常勤講師。
【第4回から参加】○



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  watanabe

企画が常に挑戦的。音楽祭に欠かせないハートフルな好青年
渡邊 孝(チェンバロ)
 
長野県出身。東京音楽大学ピアノ専攻卒業。在学中にチェンバロを始め、渡邊順生氏に師事。桐朋学園大学研究科(チェンバロ専攻)修了。アムステルダム音楽院にて、ボブ・ファン・アスペレン氏に師事。現在はミラノ市立音楽院にて、ロレンツォ・ギエルミ氏にオルガンを師事。これまでJ.v.インマゼール氏、P.アンタイ氏のマスタークラスを受講。99年第13回古楽コンクール最高位および、栃木[蔵の街]音楽祭賞を受賞。04年ブリュージュ国際チェンバロコンクール・ディプロマ受賞。日本では、『ヘンデル・フェスティバル・ジャパン』の指揮者・チェンバリストとして活動するほか、ヨーロッパ各地でもソリスト、または通奏低音奏者として活躍している。
【第2回から参加】○○○



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  matsunaga

天から舞い降りる霊感をキャッチするかのような
松永綾子(バロックヴァイオリン)
 
東京都出身。桐朋女子高等学校音楽科及び、桐朋学園大学卒業。在学中よりバロック・ヴァイオリンを若松夏美氏に師事する。アムステルダム音楽院を経て、ミラノ市立音楽院に在学中。ステファノ・モンタナーリ、ルーシー・ファン・ダール、マリー・レオンハルト、エーリヒ・ヘーバルトの各氏に師事。古楽コンクールやボンポルティ国際古楽コンクール・ヴァイオリン部門などのコンクールで入賞。国内で「ヘンデル・フェスティバル・ジャパン」オーケストラのコンサート・マスターを務めるほか、ヨーロッパ各地で「アカデミア・ビザンティーナ」、「アカデミア・モンティス・レガーリス」、「オーケストラ・ゼフィロ」、「オランダ・バッハ協会」、「ムジカ・アド・レーヌム」(クープラン全集録音に参加)、「Le cercle de l’Harmonie」など数多くの団体で活躍している。
【第2回から参加】○○○



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  Takahashi

注目の大型新人!世界に絶賛された若き才能と出会う喜び
高橋未希(バロックヴァイオリン)
 
仙台にて幼少期を過ごし、4歳からヴァイオリンを始める。子供のための音楽教室をへて、桐朋女子校等学校付属音楽科、桐朋学園大学音楽部に在籍、原田幸一郎氏に師事。大学在学中にトロントへ留学し、ロイヤル・コンセルバトーリにてローランド・フェニウ゛ェシュ氏の下、演奏学科の学士資格とディプロマを取得。2001年末からバロック・ヴァイオリンを、ケウ゛ィン・マロン氏のもとに学び始め、2003年10月からベルリン芸術大学古楽科4年生に編入、イルムガルド・フンゲボルト氏の指導のもと、最高得点でディプロマを取得し、2007年には同大学で国家演奏員資格を「きわめて優秀な成績で」(mit Auszeichnung)取得した。2005年3月には、ドイツのマグデブルクで開催された第三回国際テレマンコンクールに優勝、特別賞としてオリジナルの装飾にも賞を獲得。同年8月、ブルージュ国際古楽コンクールにて、優勝と同時に聴衆賞を受賞している。2005年1月から5月までにはアカデミア・モンティス・レガリスのバロック・オーケストラアカデミーにコンサートマスターと第二ヴァイオリン首席として招かれ、3月にはエンリコ・オノフリとウ゛ィヴルディの二台ヴァイオリンのためのコンチェルトを共演した。2006年には、バッハ・フェスティバル、テレマン・フェスティバルなどヨーロッパ各地でのコンサートで好評を得たほか、同年11月には日本で、2007年11月にはアメリカでのデビューリサイタルも行った。現在までに、Musica Fiorita、Il gardelino, Liepzig Barock Orchesterをはじめとする多くの古楽アンサンブルとソリストとして共演している。演奏活動の他に、ハンガリーのデブレツェン大学音楽学のマスタークラス講師として教鞭をとったほか、2008年5月には台湾でのバロックシンポジウムにゲストとして招かれている。
【第3回から参加】○○



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  Jongleur

恒例◎目白バ・ロック音楽祭のコンサートアテンダント2008
ジョングルール・ボン・ミュジシャン
 
中世やルネサンスの写本・絵画を見ていると、バグパイプやハーディ・ガーディなどを演奏している放浪の楽師が描き込まれていることがよくあります。彼らは一体どんな音楽を演奏していたのだろう? 中世やルネサンスの民衆はどんな音楽を楽しんでいたのだろう? こんな素朴な疑問が、ジョングルール・ボン・ミュジシャンをはじめるきっかけでした。
放浪楽師(ジョングルール)の音楽は、他の地域の民族音楽と同様、いわゆる「口伝」的な方法で伝えられていたと考えられ、楽譜の形で残っているものはほとんどありません。しかし、わずかに書き残された断片的なフレーズ、一部に民衆起源の歌謡が採り入れら れたと思われる歌曲集、様々な舞曲集の元メロディーなどから、あ る程度放浪楽師の音楽を想像する事は十分に可能です。
これに加えて、当時の放浪芸人・楽師の生態を社会文化史的な背景 からたどってゆくアプローチも重要です。放浪楽師は、社会制度か らはみ出している人間、つまりアウトサイダーであり、身分的には 大変低い人々でした。しかし、常人にはない特殊な能力を持っていると信じられていたり、領主階級も一目置く存在だったようです。人々を熱狂的に楽しませる一方、時には怪しく恐ろしい放浪楽師ジョングルール。こんな魅力ある人たちの音楽を取り上げない手はありません。放浪楽師は、貴族の前でも演奏しましたが、町や村の広場や祭りの場など、民衆の間での演奏に面目躍如たるものがありました。我々ジョングルール・ボン・ミュジシャンも、コンサートホールやサロンでの演奏だけではなく、民衆の中に出てゆくことを重視しており、街角でゲリラ的に演奏したり、ライブハウスで人々のざわめきの中で演奏したりする事を、無上の喜びとしています。
【第4回から参加】○



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